カシミヤのおはなし

糸マニアのアマナエイコが綴る、
糸のおはなしシリーズ、その7。
その1 繊維のおはなし
その2 繊維の分類のおはなし
その3 人類と繊維のおはなし
その4 麻のおはなし
その5コットンのおはなし
その6 ウールのおはなし

さて、今回はカシミヤです。

カシミヤ糸の原料って何かご存知ですか?

カシミアヤギという、
インド北西部のカシミール地方が原産の、
チベット、モンゴル、中国などの乾燥した寒冷山岳地帯で飼育される動物の毛です。

乾燥した寒冷山岳地帯って、
冬はマイナス40度以下の極寒、
夏は40度を越す猛暑という、
とんでもなく厳しい気候!

そんなところで暮らしているから、
生き抜くために、毛の生え方にも一工夫。

外側まで伸びる太い「刺毛」と、
内側の繊細で柔らかい「産毛」が共生しています。

この「刺毛」は結構な剛毛で、
わたしたちが知っているカシミヤとはまったく違っていて驚きます!

さて、
繊維として利用されるのは、
内側の産毛。

柔らかくって、ふわふわ。
触れるだけであたたかいです♡

ただ、
これを採取するのも、なかなか大変な作業でして。

春の終わり頃、
櫛のような道具を使って、丁寧に梳き取ります。

これが、カシミヤの原料となるのですが、
どんなに気をつけていても、
太くて硬い刺毛も一緒に抜けてしまうんです。

なので、
これまた丁寧に丁寧に、産毛だけに選別する必要があります。

しかも、1頭あたりの採毛量は、たった200g!
羊なんて、4,000gも採れるのに!!
そりゃ高級品にもなるわけですよ。

カシミヤ繊維の直径は15μ m。
スケール(表皮細胞)もとても繊細で、
そのため、
ぬめりのある手触りや柔らかさ、光沢感が独特なのです。

そう!このぬめり感。
カシミヤの一番の特徴ではないかしら。

昨年の冬、
近所の百貨店で、「カシミヤフェア」なるものをやっていました。

なんとなーく立ち寄って、
陳列してあったストールを撫で撫でしながら歩いたのですが、
迷惑な大人でごめんなさい…
まー!!ぬめり感の違いったら!!!

君、ほんとはウールかい?って言いたくなるような、
ただ柔らかいだけのものもあれば、
毒舌失礼!
吸い付くようなねっとりとした肌触りのものもあれば。

カシミヤ製品をお買い上げになるときには、
しっかり触れて、ぬめり感!
これを確認してくださいね!

あとは、光沢感、軽さ、あたたかさ。
抜群です!

『繊維の女王』とも言われますからね。

今回のまとめ。

カシミヤは、
寒冷山岳地帯で飼育されるカシミアヤギから作られる糸で、
ぬめりのある手触り、光沢感、あたたかさが特徴。
『繊維の女王』とも称される。

ちなみに、
mohimoでは、肌寒くなってくると、
メンバーさんたちは、一斉にカシミヤで織りはじめます。

え??そんな高級素材で?と思われるかもしれませんが、
一度、カシミヤのストールなんて織ったら、
もう他の素材は使えなくなっちゃうんです。

しかも、軽いから、
想像よりもお安く織れます。
材料費は重さで計算するのでね。

それくらい、魅惑的なカシミヤ。

おそらく、
カシミヤで、これだけの品質とバリエーションを取り揃えているところは、
滅多にないんじゃない?ってくらい、
mohimoにはありますよ♪

そろそろ、カシミヤで織るのにぴったりな季節が始まります。

あなたも、優しくあたたかいカシミヤに包まれてみませんか?
あなたには、その価値があります。

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